風呂敷の多彩な模様について
工夫次第で様々な使い方のできる風呂敷ですが、
実用性の高さだけでなくデザインの豊富さも
大きな魅力です。
大きさや素材もデザインの要素ではありますが、
よりバラエティ豊かな模様に注目してみたいと思います。
模様や柄にはそれぞれ意味が込められているものが多くあります。
ポピュラーなものをいくつかピックアップしてみましょう。
風呂敷といえばやはり「唐草模様」のイメージが
強いのではないでしょうか。
唐草は植物の蔓をモチーフにした柄です。
途切れず長く、四方八方に広がる蔓は子孫繁栄や
長寿のシンボルです。
濃い緑に白の唐草は漫画的な泥棒のほっかむりを連想させますが、
色のトーンなどによってまた違った印象になります。
親しみやすい雰囲気の「ひょうたん」柄にも子孫繁栄の意味があります。
これは種が多いことからきているようです。
また商売繁盛のシンボルでもあります。
蜂の巣に似た「六角」は魔除けを意味しています。
亀の甲羅に似ていることから長寿や金運を願う意味もあります。
シンプルな格子柄とアステリスクを合わせたような「麻」も、
古くから魔除けの意味で用いられてきました。
麻が真っ直ぐに良く伸びることから子供の成長を
願う柄でもあります。
生命力の強い「蓮」は豊穣のシンボルです。
美しい花を咲かせることから、美しく気品のある女性の
喩えでもあります。
柄に込められた意味を参考に風呂敷を選ぶのも
楽しいのではないでしょうか。
お守りの種類と形態|現代のお守りとは
お守りというのは、神社などにおいて参拝などの目的で購入をするものですが、商売繫盛や学業成就、安産祈願や縁結びなどのさまざまなご利益があるものとされているものです。
そのほかにも自分の飼っている犬や猫などのペットに対してのものまで豊富な種類のお守りがあるということになります。
もともとのお守りの由来というのは、広義の意味においては日本国内や海外の縁起物に関わる物品についてすべてのものを含んだ総称とされているということになるものです。
また、お守りというものは身に付けて持ち歩くという性質があるもので綿でつくられた袋のなかに紙や金属などでできた内符と言われるものを入れてひもで口を閉じるという作り方の特徴があります。
お守りには制作物としてつくるためのものもあるものですが、制作物としての代表的なものには千羽鶴というものが挙げられます。
千羽鶴というのは病気で入院をしている方にとってはやく病気が回復をするということやはやく退院をすることができるようになどの健康状態が良くなるためなどのお守りとしても折り紙を千個折るなどのことが普及されているものです。
このようにお守りには制作物としてのものもあるということです。